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手のひらからすべてが伝わる言葉のいらない世界

Mayumi Kato


2004年バリ島でバリニーズ、アーユルヴェーダのトリートメントを学ぶ

 

2007年プライベートサロンをopen

現在プライベートサロンと那須のホテル併設スパにてトリートメントしています

 

 

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子どもの頃から母や祖母の肩もみするのが大好きでした。

すきな人が喜ぶ顔を見るのがとてもうれしいという単純な理由。

 

バリを旅した時に受けたトリートメントで、その頃の気持ちが蘇りました。

 

オイルに薬草などを入れてトリートメントすることが、母から娘へ受け継がれる昔ながらのバリのスタイルだというだけで、日本の肩もみとスピリットは同じだと感じて。それがセラピストになるきっかけになりました。

 

自分が病気になり心と体はひとつだと改めて実感しました。

心はなかったことにできても体はとても正直。

 

淋しい心、悲しい心を誰かに抱きしめてほしくても、言えずに閉じ込めているのは私だけではないはず。

 

だから、トリートメントがお客様に寄り添い愛おしむ時間になれたらと思います。

 

大事にされた記憶は活力になり、優しさやつよさや病気の予防にもなると思います。母の手で撫でられたら痛みや不安がなくなるように。

 

心と体に手当てをするオイルトリートメントにはそんな力があるように感じます。

 

凝り固まって疲れはてる前に心も体も緩めてほしい。

自分を労るのはとても大切なことだと自分の体験から思うようになりました。

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